現在、「書いて覚えるローマ字練習プリント」を日々作成していますが、小学生が学校で学習する「訓令式」で作っています。
「訓令式」と「ヘボン式」の違いは、
ち | |
訓令式 | ti |
ヘボン式 | chi |
「さ行」は「し(si/shi)」。「た行」は「ち(ti/chi)」と「つ(tu/tsu)」がそれぞれ訓令式とヘボン式があります。
作りながら、あまり疑問を持たずに「あ行」から「な行」まで来ましたが、ここへきて「は行」の「ふ」で訓令式とヘボン式ってどちらがタイピングに向いているのかな?と疑問がわいてきました。
「さ行」や「た行の」のヘボン式は「3文字」なので「2文字」の訓令式の方がタイピング向き。
「は行」の「ふ」は、訓令式「hu」とヘボン式「fu」で同じ2文字。
自分はタイピング歴30年以上ですが、「ふ」は「fu」を使っています。
誰かに教わった記憶は無いので何故?と考えてみました。
理由は、「f」が左手のホームポジションですぐに押せる位置に指がいつもあるから自然と「fu」を使っているのだと思います。
ちなみに、子供の学校ではローマ字の授業で「訓令式」の教科書を使用していますが、先生が補足で「ヘボン式」という言葉は使わず、”パソコンではこういうローマ字でも入力できるよ”と教えてくれています。
ローマ字入力は、その文字が入力できれば良い訳で、訓令式でもヘボン式でも自分の指の動きに合ったものを使うのが一番ですね。